カンタン図解で圧倒的によくわかる!決算書を読む技術

読書

決算書を読む、の三冊目になります。
やはり決算書という数字の羅列を読み解くには図解が一番ということでしょうか。本書もその主張です

数値で書かれている決算書を簡単な図に置き換えて、視覚的に理解する手法をお伝えしていきます。

ビジネスで高い成果を出したいと考えているのなら、「決算書を読む技術」は大きな武器になる

貸借対照表は期末でどのくらいの財産を持っていたかを示す表

損益計算書はある期間内でいくら稼いだかを示す表

ROEが高い会社は財務レバレッジを利かせた財務戦略をとっている。
しかし、財務レバレッジを高めれば高めるほど、自己資本比率が低下し会社の安全性が揺らいでしまう。

ROAもROEも両方見なければ、企業の本質を見誤る恐れがある

投資において有望な会社の条件と購入タイミング
・自己資本比率40%以上(B/Sを使用)
・粗利率40%%以上(P/Lを使用)
・営業利益率10%以上(P/Lを使用)
・ROA5%以上(B/SとP/Lを使用)
・ROE8%以上(B/SとP/Lを使用)

PBRが1倍未満、PERが15倍未満、PCFRが10倍未満になったら時点でこの株を購入する

こちらも前に紹介した2冊と同じ図解なのですが、もう少し財務分析に踏み込んだ内容となっています。
B/SとP/Lを並べてROEなどの指標を分析する手法も紹介されており、一歩進んだ分析をしてみたい方にはお勧めの内容となっています。

カンタン図解で圧倒的によくわかる!決算書を読む技術
川口宏之
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会計的ビジネスセンスを身につけるために
はじめに
第1章 決算書の基礎を理解しよう
第2章 決算書は図で考えるとよくわかる
第3章 ビジネスの流れを一瞬で理解できる「取引フロー図」とは
第4章 お金は動かないが利益は動く会計特有の考え方
第5章 財務分析指標で会社の経営実態を把握しよう
第6章 決算書を使って割安株を探そう
第7章 有名企業の決算書を分析してみよう
おわりに

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