ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

読書

今日の一冊はライブドア騒動後も何かと話題を振りまいている堀江貴文さんの自叙伝(になるのかな?)です。この本を読んでストイックなまでに働くことに執着している方だったんだとわかりました。
そしてゼロからイチを足し続け、今日の彼を作り上げ、それが彼の強みで、自信の源泉なんだと理解しました。

「働きたい」
そう、僕は働きたかった。とにかく僕は働きたかったのだ。

刑務所から与えられた介護衛生係としての仕事を淡々とこなす一方、メールマガジン用の原稿執筆など、個人的な仕事にも力を入れてきた。刑務所まで面会にきてくださった方に「なにか差し入れしてほしいものはある?」と聞かれ、思わず「仕事!」と即答して呆れられたほどである。

会社を失い、大切な人を失い、社旗的信用を失い、お金を失い、ついでにぜい肉までも失った。心身ともに真っさらな「ゼロ」の状態だ。久しぶりに経験する「ゼロ」は意外なほどにすがすがしい。
「出所したホリエモンはなにをやってくれるんだろう?」
そんなふうに期待してくださっている方々に、僕はこう答えたい。
堀江貴文は、ただ働く。それだけだ。

もし、あなたが「変わりたい」と願っているのなら、僕のアドバイスはひとつだ。
ゼロの自分に、イチを足そう。
掛け算をめざさず、足し算からはじめよう。

チャンスだけは誰にでも平等に流れてくる

お金を「もらう」だけの仕事を、お金を「稼ぐ」仕事に変えていこう。
儲けるために働くのではなく、お金から自由になるために働こう。

人は、本質的に怠け者だ。長期的で大きな目標を掲げると、迷いや気のゆるみが生じて、うまく没頭できなくなる。そこで「今日という1日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日の目標に向かって猛ダッシュしていくのである。

信用の「ゼロからイチ」は、まず自分で自分を信じるところからはじまる。
あなたは自分のことを信じているだろうか?

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江貴文
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目次
第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った -仕事との出会い
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ -迷い、そして選択
第3章 カネのために働くのか? -「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章 自立の先にあるつながり -孤独と向き合う強さ
第5章 僕が働くほんとうの理由 -未来には希望しかない
おわりに

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