次々に押し寄せる雑事に対して

思考

みなさん、普段どのように仕事をされていますか?

私は40代になったあたりから中間管理職でありつつ現場の一担当として動くことが多くなってきています。いわゆるプレーイングマネジャーですね。
やってみてわかったのですが、通常業務に加えて地味に時間をとられる小さい案件や調整ごとも多くなりました。いくら時間があっても足りない!タスクが増えすぎて把握できない!ストレスはたまる一方でした。
そんな中あるネット記事を見つけました。それにはこんなことが書かれていました。

タスクであふれかえっているときには以下のステップで仕事をしなさい。
1.まずタスクを紙に書きだす
2.そのタスクが大きい時は30分くらいのサブタスクにまで分解する
3.そのタスクの優先度を決める(判断する)
4.紙に書きだされたタスクリストのうち優先度が最も高いものを処理する
5.タスクが完了したらタスクリストのタスクを取り消し線で消す(消しゴムではない)

これをやってみるとわかるのですが、いくつかメリットがあります。

・ストレスが軽減される
 →人は自分が把握できないものに振り回されるととてもストレスを感じるものです。
  タスクリストにまとめることで自分のタスクをすべて把握でき、常に優先度の高いものを
  処理することになり、自分の行動を自分で制御できるようになりストレスが減ります。
・目の前の作業に集中できる
 →すべてのタスクはリスト化されているので他のタスクに気を散らさず集中することができます。
  人間の脳のワーキングメモリは決まっているので(しかも歳を重ねるごとに小さくなる!)、
  目の前のことに集中できていないとタスクの完成度が低くなります。
  マルチタスクな人なんていません。シングルタスクだけど上手くタスクスイッチングして
  マルチタスクに見えているにすぎません。
・仕事の起動時間が早くなる
 →すでにある程度の粒度までサブタスク化までされているので作業手順を思い悩む必要がなく、
  仕事の着手が早くなります。
・充実感を感じられる
 →完了したタスクを取り消し線で消すことで実績が目に見えて、充実感を感じられる。

デメリットとしては

・紙に書くので残りタスク、完了タスクが増えると書ききれなくなり、別の紙に書き写す必要がある。
・紙をなくすとタスクがわからなくなる(恐怖・・)

と、書いていて気が付きましたが、紙媒体を使っているせいでこのデメリットが出るのであって、デジタルデバイスをうまく使えば済むかもしれませんね。
私はA6サイズの紙(A4を四分の一に切る)にリストを書き出してデスクの上に置くようにしています。

現代人はおおよそすべての人がなんらかのタスクに追われて日々を過ごしていると思います。そんなときにこのような方法で少しでも自分のハンドリングできることを増やしていくことが毎日をポジティブに生き抜くことにつながるのではないでしょうか。

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